古登「うん、はじめまして。あたし、古登だよ。招待状、ありがと」
パレット「古登ちゃん、よろしくね!」古登「そうだなぁ…、今はとりあえず旅してるんだ。ウィンクルムっていう世界。ある人をね、探してる。
あと、一緒に旅してるひとたちがさ、おもしろくって。機会があったら会ってみてほしいな」
古登「ふふ。旅してる途中で、宿の窓に張り付いてたんだ。ちょっとたのしかった。
あたしよりそれを見せた人たちの反応がおもしろかったよ。皆行きたいって言ってた。」
古登「魔法は、そうだね、割と普通にある感じかな。まほうって言い方はあんまりしないかもしれないけど。
招待状みたいなかわいい魔法は、あんまり知らないからたのしかったよ」
古登「はろうぃん…。んっと、あたしが育ったとこらへんでは、そういうお祭りはなかったかな。おもしろいよね。
でも、片目のね、あ、片目ってあたしの旅仲間のひとりなんだけど。片目の奥さんのとこだと、『かーにばる』っていうのがあるんだって。」
古登「そうだね。たぶんそう」
パレット「ふわふわひらひらで可愛い魔女さんね!」古登「ふふ、ありがとパレット」
ルーク「黒の大きな帽子とマントは重くなりそうなイメージだけど。古都「あはは、すごい。自分だとよくわかんないから、そんな風に言ってもらえるとうれしい。」
パレット「ピンクのリボンも可愛い!」古登「これ?そうだね、なんだろ。
ころころしててちょっとすきだけど、確かにがおって顔してるね」
古登「なんだろ?行くことを決めた次の朝に、旅の仲間からもらったんだ。
どこから持ってきたんだろう…。んー…まぁいっかぁ」
古登「わぁ。いいね、甘いものとかすき。楽しみにしてる」
パレット「よかった!」古登「ほんと?いいね、じゃぁ一緒にやろうかな」
パレット「悪戯は悪戯でも、楽しくなる悪戯だけにしておいてね」古登「おばけかぁ。話はよく聞くんだ、仲間から。視えるひとも結構いるみたいで。いいなぁ、あたしも会ってみたい。」
パレット「えぇ、じゃあ古登ちゃんの世界には沢山いるの・・・!?」古登「パレットはおばけだめなの?大丈夫だよ、タタラが言ってたから。
あ、タタラも仲間なんだけど。ふふ、たのしいね」
古登「うん、そうだね。あたしあんまり人と関わったことなかったからちょっと心配だけど、仲良くしてくれると嬉しい。
こういうこと言うのも初めてだなぁ。」
古登「ルークにパレット、来てくれてありがとう。これからもよろしくね」
出会えたから 友達になりたい