ミヤ「はじめましてっ! うんっ、いいよ、ルークちゃん、パレットちゃんっ」
ルーク「それじゃあ、初めて会う皆の為に自己紹介をお願いしてもいいかな」ミヤ「はぁい! えっと、ミヤ・エリュソードですっ。
好きなのはおかしとお花とリュウちゃんとアヤセちゃんとサクとおばあちゃんとおじいちゃんとおばあちゃんの作ったりょうりと……うんと、いっぱいです!
得意なことは、植物をそだてることだよ」
ミヤ「うんとね、すごくわくわくしたよ。それと、ほかほかした。
あたしを呼んでくれてるんだな、ってわかったから、とってもうれしかったの!」
ミヤ「うんっ! すっごく☆ おかし食べたられるみたいだったし、あとうさぎさんの絵がかわいかったから!」
ルーク「うさぎの耳だけでは駄目かな」ミヤ「おたんじょうび会! あたしと、あとサクのだよ。
あ、サクっていうのはふたごのおにいちゃん。毎年、みんなでお祝いしてくれるの」
ミヤ「わぁv うれしいな♪ えへへ、いっしょのひとがいるんだぁ。おそろいだぁ☆」
パレット「でも誕生日に出かけちゃって・・・お家の人には申し訳ないような・・・」ミヤ「だいじょうぶだよっ!
アヤセちゃんはね、なんかへんな顔してたけど、リュウちゃんやサクは、いいって言ってくれたもん!
それでね、おたんじょうび会は、べつの日にやろうって」
ミヤ「うんっv だってね、おたんじょうび会はいつでもできるけど、このパーティーは、毎回こられるとはかぎらないから。
……そう、リュウちゃんが言ってくれたんだ♪
それで、サクもそれにさんせいしてくれたから。はじめは、こわぁい顔して『だめーっ』て言ってたんアヤセちゃんも、さいごには『いいよ』って」
ミヤ「そ、そうかなぁ………えへへ……」
パレット「きっとそうね。だからルークみたいなのは一番近づけたくないタイプでしょうね」ミヤ「でもでも、あたしはルークちゃんともパレットちゃんとも仲よくなりたいな☆
あとね、他にもいろんなひとがきてるから、そのひとたちとも!」
ミヤ「うんっ☆ たのしみーっ」
ミヤ「えへへ、魔女さんのぼうしだもん! おっきくてかわいいでしょ?」
ルーク「その衣装の紫、とっても綺麗な色だね」ミヤ「ありがとうv むらさきもオレンジも、ふだんあんまり着ない色だから、ちょっとどきどきするんだ」
パレット「帽子や髪飾りのジャックも凄く可愛い!」ミヤ「えへ…あたしは、はじめこのかぼちゃ、ちょっとこわかったんだけど……ハロウィンではこのカボチャが欠かせないからーっておばあちゃんに言われてね。
かわいいって言ってもらえてよかったぁ」
ミヤ「うんっ! サクがね、用意してくれたこのホウキならね。
サクの働いてるところでつくってくれたらしいんだけど、どういう仕組みなのかは、『ごくひじこー』だから、おしえられないんだってぇ」
ミヤ「うんっ。なんのかっこうにするかは、みんなで話し合ってぇ……それで、魔女さんにするって決まってから、リュウちゃんがこの服を作ってくれたの☆」
ミヤ「うんっ! だぁいすきッ」
ルーク「ふふ、ミヤの持ってる篭のなかから、良い香りがするよ」ミヤ「これもねぇ、リュウちゃんが作ってくれたんだよ! いっぱい作ってくれたから、みんなで食べられるねっ」
パレット「わぁ、嬉しい!」ミヤ「んと……いたずらをよくするのは、サクのほう。前はあたしのかっこうをして、リュウちゃんに会ってだましたりとかしてたし……。
あたしは、いたずらって言うのかはわからないけど、おやつやお料理のつまみぐいをしたり、こっそり一人で家をぬけだしたり、っていうのはするよ」
ミヤ「んー…ちょっと、おこられるけど……でも、アヤセちゃんってそんなにおこらないんだよねー。
あ、でもでも、前に家をぬけだしたとき、かえるのがすごくおそくなっちゃって……そのときはこわい顔してたなー」
ミヤ「おばけさんねぇ、あたしは見たことないの。おばけさん、会ったらあたしとおともだちになってくれるかなぁ?」
ルーク「そうだね、きっとミヤとなら友達になってくれると思うよ!」ミヤ「はぁい! んと、いろーんなひとと、いっぱいいっぱいおはなしして、いっぱいいっぱいなかよくなりたいな。
たくさんあそんでね♪」
出会えたから 友達になりたい