オリキャラＲＰＧ

アオサ「ガネメっさーん！何描いてるのー？オレにもやらせてー」
アルフレド「キミにはこれが楽しいお絵かきに見えるんだね」
アオサ「なんだよ卑屈ぅー。じゃあ何してんのさぁー」
アルフレド「キミのところには招待状は届いてないのかい？」
アオサ「プラプラからなんか来たよ！オレ字読めないからとりあえず焼き芋焼いたよ！美味しかった！」
アルフレド「･･･････」
アオサ「無言とかやめてよ･･･」
アルフレド「･･･昨日突然･･･この街で、かなり大規模な･･･運動会を行うことが決まったんだ」
アオサ「そりゃまた急に･･･」
アルフレド「それで･･･今、公務員総出で準備してる所なんだ」
アオサ「･･･その運動会っていつやんの？」
アルフレド「明々後日から、3日間」
アオサ「近ッ!!!!」
アルフレド「昨日から･･･寝てない。そして･･･これからも」
アオサ「オレたちの戦いは始まったばかり！！とは違った悲壮感が全開だなぁ･･･ガネメさんオレも手伝おうか」
アルフレド「猫の手も借りたいところだから、本当に助かる」
アオサ「競技種目とかって決まってる？」
アルフレド「いいや」
アオサ「じゃ何するのさ」
アルフレド「････････････当日にはきっと分かるよ」
アオサ（参加者にゆだねる気だ･･･！）
アルフレド「紅白のチームわけだけは出来てるから、皆さん行動力ある方ばかりだから･･･きっと自分たちで独自に楽しんでくれるよ･･･」
アオサ「･･････開催目的とかって何？あるよね･･･」
アルフレド「国境も地位も関係なく、みんなが楽しんでくれるお祭りをしたいって･･･誰かが言ってた気がする」
アオサ「それだけ聞けばすごく良い目的なのに、一体何がどうしてそんなに急に･･･」
アルフレド「ボクらがここで話したって分からないよ･･･じゃあコレ任せるから、分からないことがあったら鹿みたいな人に声をかけて･･･」
アオサ「ガ、ガネメさんどこ行くの？」
アルフレド「ちょっとナナシキ」
アオサ「ほボォッさっそく他国だ！」

あおい「おっきい花火ちょうだい！」
アルフレド「すいません。昨日発注をした花火を取りに伺いました」
グランツ「あ、大量の花火を昨日依頼書を出し、今日中に取りに来るとおっしゃったイカれたお客様ですね。お待ちしておりましたこちらに用意してあります」
アルフレド「頭のおかしい頼みに対応できるとは、さすがプロと感服いたします」
あおい「眼鏡の奥が血走ってる･･･こわいよアル兄･･･」
クリス「このお兄さんたちはどっから来たんじゃか」
グランツ「北のヒューフロスト、インテグラからわざわざお越しいただきました」
クリス「ちょっ･･･遠ッどうしたらナナシキまで1日で来れるんじゃろか」
あおい「セレネ・ソルの魔道力は世界一ィィ」
アルフレド「物騒な言い方をしないでください。今回急な大会開催が決まりましたが、協力してくださる方は決して少なくないんです。希望すればお２人も参加できますよ」
グランツ「面白そうですね。花火は何に使われるんですか」
あおい「閉会式でドカンドカーンと盛大に！」

シュシュ「アーちゃん早く着替えて！！インテ行くよ！！」
アイ「うわぁ！シューちゃんなんて格好してるの？！」
シュシュ「何よ、招待状さっき一緒に読んだじゃない。インテの運動会行くの！」
アイ「それは分かってるけどいつもより丸出しだよ？」
シュシュ「乙女の聖なるアイテムに文句言う気？！こんな時じゃないと超バチがい子になっちゃうじゃない。いいから、アーちゃんも着るったら着る！」
アイ「やだぁ･･･わたしやだよお」
シュシュ「愛しの焼き芋ヤロ･･･じゃなかったイヴェルさんもきっと来るでしょ。近場だし。だからたまには色んなもの出しなさい！」
アイ「･･･!!や、やだぁなおのこと恥ずかしいぃ･･･」

アルフレド「開催は･･･明日ですよ･･････何時に始まるのか知りませんけど」
イヴェル「やつれたな･･･」
アルフレド「宿泊施設もパンクし難民テントを張るための場所の確保･･･必然的に起こるいざこざのため警備員を増やして治安維持、増えるけが人のために医療従事者の緊急雇用･･･まぁ今言ったことはボクはほとんど関係ありませんけど」
イヴェル「なぜ言う」
アルフレド「しいて言うなら、行き場のない怒りとでも」
イヴェル「テントでも街の人たちが有志で食料の配布とかやってて、良い光景だと思わないか？」
アルフレド「最初の差し入れでボクの涙は枯れ果てました･･･今は明日を待つばかりです」
イヴェル「少し休めよ」
アルフレド「イヴェルさん」
イヴェル「なんだ」
アルフレド「シュシュさんもいらしてるので大丈夫と思いますが、万が一･･････････アイさんを･･･泣かせないでくださいね」
イヴェル「･････？」
アルフレド「中止も延期も許されませんので」
イヴェル「あッ！雨か」

Ａ「あぉぅ･･･リタさんと色別れちまったよ･･･コレはヴェイタをやっつけろという天からの導きなのか･･･」
Ｂ「こんばんはー、隣のテントの方ですか？ぼくはバルです、数日間よろしくお願いしますね」
Ａ「おお、オレはトルナーレのエースっす」
Ｂ「ぼくはイムナ村から。これから炊き出しのお手伝いに行こうと思いまして」
Ａ「え？猫かっついで？」
Ｂ「え？･･････わああ！1日かけて採ったキノコの半分がまやちゃんになってる！！」
Ａ「すごいイリュージョン」
Ｃ「おうあけぇ頭した兄ちゃんたちも配膳手伝うんけ？」
Ａ「いやオレは･･･」
Ｂ「はい。あなたも赤いですが･･･」
Ｃ「自分はナナシキのクリス。こりょー差し入れに持ってくところじゃ」
Ａ「･･･虫ッ」
Ｂ「村でも虫は食べますが･･･動いてるのは珍しいですね」
Ｃ「ナナシキじゃ主食の一つ」
Ａ＆Ｂ「･･･！！」


Ａ　エース
Ｂ　バル
Ｃ　クリス