へリオガバルス

へリオガバルス


Q1.ハッピーハロウィン! 君のこと教えて!

ルーク「ようこそハロウィンパーティへ!」
パレット「ハッピーハロウィン!初めまして、私はパレットです!」

ヘリオガバルス「はじめまして…って、わ、わぁーんっ!!かわいい子とかっこよい子が揃ってお出迎えっ!嬉しき事かなっ!あはっ!」
(ものすごい勢いで2人に抱きつきキスの嵐を浴びせる)

パレット「っ!?!?」
ルーク「はは、熱烈にどうも。僕はルークだよ、宜しく。君が一番乗りだね」
パレット「…び、びっくりした…うぅ、ほんと…。ヘリオガバルスさんはどこから来たの?」

ヘリオガバルス「一番!あはっ!ボクね、一番大好きなんだよねえ。だから皇帝になったんだけどね!ま、身分の差とか別に気にしないでいいからね!」

パレット「皇帝…ってことは…ええぇっ、王様なの!?」

ヘリオガバルス「あ、そんなかんじ!ナイス回答だね、乙女!」

パレット「お、乙女って…パレットでいい、です」
ルーク「若いのに凄いよね」
パレット「ルーク、あなたそれ凄く年寄り臭い…ってそうじゃなーいっ!」
ルーク「何を騒いでいるのさ、パレット?」

ヘリオガバルス「そうなんだよね!(全く謙遜しない様子)ボクすごいんだよね!あははっ!
おっさんが辛気臭い顔して治めるよりも、市民にも喜んでもらえてるよ!」

どこからかかすかに声が聞こえる。
(…様…そのような…偽りを申しては…)

ルーク「ん?今なにか声が・・」

ヘリオガバルス「うわっとーおっ!!ルーククン、幻!聴!だよっ!あはっ★・・っコラお前、余計なこというなっ!!」
ヘリオガバルス、咄嗟に身につけているミイラの包帯をきつく縛り上げる。
(ムゴッ…!)

パレット「気のせい…よね?ルーク。」
ルーク「かな…」
パレット「でも…いいのかしら? ヘリオガバルス…様って呼ぶべき?」

ヘリオガバルス「堅苦しいのはキライなんだよね、ボク。いっそ面白いあだ名でもつけてくれるとうれしいよ」

ルーク「僕らのハロウィンパーティは”皆が友達”なパーティだよ。ねぇ、ヘリオガバルス。君は僕達と友達になってくれるよね?」

ヘリオガバルス「ともだちって楽しいの?ボクの知ってる人にはそういうのいないなあ。それは妻とか夫とは違うの?奴隷みたいなもの?」

パレット「ま、まさか!うん、でも一緒に居て楽しかったら友達、になれるわ!」
ルーク「妻とか夫とか、勿論奴隷でもなくて。時には喧嘩したって、会えない時間があったって、また会ったら笑いあえるような関係、かな」

ヘリオガバルス「ふーん。なんだか面白そう・・じゃあこの祭で皆とともだちになりたいなあ!ではでは…コホンっ」
ヘリオガバルス、なぜか姿勢を正し、祈祷を始めてしまう。
ヘリオガバルス「大いなる神の名の元に!我へリオガバルスと汝、ルーク、パレットが「ともだち」になったことをここに誓う〜むにゃむにゃ・・」

パレット「えと、よ、宜しくお願いします…!」
ルーク「ふふ。実は今回のパーティは他にも”王様”が来る予定なんだよ」

ヘリオガバルス「え、エーッ!!?王様って、ボクだけじゃないの!びっくりだよっ!どんな子?男の子?女の子?逢ってみたいなあ…」

ルーク「それは会えてからのお楽しみ、だね!」

Q2.君に届いた招待状、見つけた時の感想は

パレット「えーっと、ヘリオガバルスさ…ん、のところには、どんな風に招待状は届いたんですか?」

ヘリオガバルス「さん、つけなくてイイよ?だってパレットはもうボクの御嫁さん候補に入っちゃったもの!身内だよ!あはっ!」

パレット「え、ど、どういうこと!? 御嫁さんって何?うわぁん、ルークーー!」
ルーク「まぁまぁ。いいじゃないか、玉の輿」
パレット「ひ、人事だと思ってぇ!そりゃ憧れないでもないけど、これは何か違うわっ」
ルーク「まぁ、パレットよりもダイちゃんとパレットのお父さんが止めてくるよね。ほら、気を取り直して」
パレット「そ、そうよね。だ、ダイちゃん…!」
ルーク「そういえば、さっきもお祈りしていたけれど…あれは、カミサマと話すんだよね?」
パレット「神様とお話できるの?」

ヘリオガバルス「うん!ボクね、神官の家系に生まれたから、小さい時から神様とお話できるんだよね!」

ルーク「それなら、カミサマが僕らの手紙を届けてくれたのかな?」

ヘリオガバルス「そう!日課の祈祷してたら、いきなり手紙が現れたの。バアル神様はやっぱり凄い♪いつでもメイクミラクル!」

パレット「うぅ、何だか話が凄すぎて、私ここに居ていいのかしらって気になってきちゃう」

Q3.君の故郷にハロウィンはある? 他にもお祭りは

ルーク「君のところには、ハロウィンのようなお祭りはあるのかい?」

ヘリオガバルス「うーん、ないなあ。死んだ人とかお化けとは、あんまり遊ばないかも。このパーティでいろいろ覚えて、国でもやってみようかな♪」

パレット「仮装するのは好き?」

ヘリオガバルス「大好きだよっ!!毎日のように色んな格好するのがボクの趣味なの。お気に入りは女の格好!女の子の服ってなんでこんなに素敵なの?!」

ルーク「確かに女の子の方がお洒落な服も多いよね」
パレット「よく似合うんだろうな…ってわかる。うぅ、負けそう」

ヘリオガバルス「ね、パレットの服あとで着させてよ!ボクのと服と交換してーっ!」

パレット「え、こ、これ!?」

Q4.ファッションチェック!こだわりポイントは

ルーク「衣装について教えてくれるかな。それって何の仮装なんだい?」

ヘリオガバルス「これね!バアル様が託宣くださったので、エジプトのファラオのお洋服にしたんだよっ」

パレット「ん、さっきローマ皇帝って言ってたのに…?別の国の王様の仮装?」
ルーク「それも国境越え交流だね」

ヘリオガバルス「そうそう!国境越えちゃったの!ボクも、ファラオも太陽神の子ってことで、同じような物だと思うんだよねえ。だから抵抗はなかったよ」

パレット「え、え!?そ、そういうのっていいの!?」

ヘリオガバルス「いいのいいの!元老院ってとこのうるさいおじさん達が見たら、文句いうと思う・・あはは、あいつらの怒り顔を思い浮かべると笑えるなあ」

パレット「怒られることなのね……でも凄く似合ってると思うわ!」
ルーク「うん、高貴さはもともとの素質だよね」

パレット「ところで…その後ろの包帯は…なんだかさっきから視線を感じるような…」

ヘリオガバルス「あっ…そんなことはないんだよね!気のせいだよ乙女!…っ!」

ルーク「動いてるようにも見えるよ」

ヘリオガバルス「う、ウゴイテナイヨ…ルーククンキノセイダヨ…あ、あははは…」

パレット「ミイラ!?ま、まさか本物じゃないわよね…!?」

ヘリオガバルス「まさか!そんなわ…」

ミイラの中から声が聞こえる。

「へリオガバルス様!!いい加減にだしてくださいっ…」
ヘリオガバルス「ええいっ、五月蝿いよヒエロクルス!だ、だまっててよ!それにじたばたするな!衣装が乱れる!」

パレット「きゃわわわわ・・・!」
ルーク「やっぱりさっきのも幻聴じゃなかったのか…。そんなところに…!」

ヘリオガバルス「あーんっ!もう!ばれちゃったよ…パーティには1人しか参加できないでしょ。だからカウントされないようにカモフラージュしてたの。」
ヒエロクルス「へリオガバルス様が皆様にご迷惑をお掛けしないように、私が目を光らせておりますので…!ご安心を!」

パレット「あ…はい、お、お願いします」

ヘリオガバルス「なんだよーボクがトラブルメイカーみたいじゃない。」

ルーク「重くないのかい?…というか、中の彼は大丈夫…?」

ヒエロクルス「なんと私に気を掛けてくださるのですか!ええ、私は大丈夫です!どうかお気になさらず楽しい時をお過ごしくださいませ!」
ヘリオガバルス「というわけだよ★」

パレット「よ、良かった? ねぇ、ルーク…」
ルーク「うん…」

Q5.お菓子は?悪戯は?お化けは?好きなものは何

パレット「ハロウィンではね、お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!って言って家を訪ねるの」
ルーク「ヘリオガバルスはどっちが好き?」

ヘリオガバルス「悪戯がいいなあ・・お菓子はね、あんまり食べると太っちゃうからね。」

パレット「うぅ、そうよね…!」
ルーク「そんなに気にしなくてもいいと思うんだけどな」
パレット「カミサマとお話できるんだったら、他に怖いものなんてないわよね?」

ヘリオガバルス「うん、そうなんだよね!ボク怖いもの知らずなんだよねえ〜」

ルーク「若干、齟齬があるような…」
パレット「あは、慣れてきた」

Q6.皆へのメッセージ

ルーク「最後に、パーティの皆へのメッセージをどうぞ!」

ヘリオガバルス「 みんなと遊ぶのを楽しみにしているよ!アハハっ!」

出会えたから 友達になりたい