ルーク・ザックス・ワックス

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突撃インタビュー

Q1.ハッピーハロウィン! そして 初めまして?

ソウタ「なぁなぁルーク、ちょっと思ったんだけど」

ルーク「うん、なんだいソウタ?」

ソウタ「いくら迎える側っつってもさ、ルークだってパーティーの参加者じゃんか。パレットちゃんにダイ借りてきたから、ルークのことも俺等に教えてくんない?」

ルーク「ふふ、いいよ。でも改めてって、なんだか緊張するものだね」

ソウタ「あはは、リラックスリラックスっ。えーっと、ここでルークは暮らしてんの?どういう生活してんのか全然想像つかねーなぁ」

ルーク「うーん、暮らすって言うのかな? 僕は月では星…光を貰って活動するエネルギーに変えるんだ。他に何をするでもないんだよ。人と違って食や睡眠必要なわけでもないしね。まぁ、普段は殆ど夢の中か街に降りていることが多いけど」

ソウタ「じゃあ、ずーっとここに居るわけじゃないんだ…何か、不思議な生活」

ルーク「そうかな。普段はとても静かで、一人だから。だからこんなに賑やかだと凄く嬉しいんだ」


Q2.君の故郷にもハロウィンってある?

ソウタ「そういえば招待状に”今年も”って書いてたよな…ルーク達っていっつもこんな派手なハロウィンパーティーやってんの?」

ルーク「はは、そうだね。でもまだ今年で3年目だよ」

ソウタ「あ、割と最近なんだ。今回みたいなのをやるようになるまでは、どんな風に過ごしてた?」

ルーク「ハロウィンは、街に降りて眺めていたぐらいかな。僕が居たところでは、ハロウィンの後のガイフォークスナイトの方がもっと賑やかなんだけどね」

ソウタ「そんなイベントやってる所もあるんだなー、初耳」

ルーク「でもいつも遠巻きに眺めるだけだったからさ。一度みんなで騒いでみたいな、って兄さんに相談したらこんな大規模なパーティをやることになって…最初はどうなるか凄く不安だったけど。来てくれる皆のおかげでハロウィンが楽しくて仕方がなくなったよ!」

ソウタ「それはこっちも同じ!ルークが招待してくれたおかげで楽しみが増えた」

ルーク「本当に?よかった!そう言って貰えると本当に嬉しいよ」


Q3.ファッションチェック、星五つ!?

ソウタ「初めて見た時からずーっと思ってたんだけど、…語彙少なくてごめん、すんごい格好だよね。後ろから見るとドレスみたい」

ルーク「はは、そうなんだ。コンセプトが貴婦人…らしいんだよね。バッスルスタイルって知ってる?僕のところでは、女性の普段の服装なんだけれどね」

ソウタ「げっ、それが普段着…動き難そうというか、無駄に体力つきそうというか…服の構造も謎だし」

ルーク「この後ろにさ、がっちり骨組みが入ってこの形を保ってるんだ。おかげで結構重いし、座りにくいし…。こんなのをいつも着ている女の人って凄いな、って改めて思ったよ」

ソウタ「本当だよ、俺男で良かったー…にしてもさ、そんなんじゃ作るのだけでも一苦労じゃない?デザインも自分でやるわけ?」

ルーク「実を言うと、僕には芸術的センスは無いらしいんだよね」

ソウタ「マジで!?すっげー器用そうなのに…え、冗談でも謙遜でもなく?」

ルーク「以前絵を描いて見せたら、兄さん達の顔が引き攣ってた。いつも一緒に居るベリル、って一番上の兄さんが僕のことはなんでも褒めるから、それまで自分のセンスが壊滅的だなんて知らなかったんだけど。それにどうも性格が大雑把だから裁縫とか料理とか、そういうのも苦手なんだよね。できないことはないけど…見目は凄いよ」

ソウタ「へぇー…何でもさらっと出来ちゃいそうな感じしてた、意外」

ルーク「だから今回は全部兄さん達に頼んだんだ。デザインはベリルとディオンが、作るのはボレオが上手なんだよ」

ソウタ「ルークの衣装はお兄さん達の技術と愛情の結晶ってわけだ」

ルーク「でも最初はさ、完全に女物を着せられそうになってさすがに断ったけどね…」

ソウタ「…それはそれで見てみたかった、っつったら怒る?(笑)」

Q4.お菓子は好き?好きならどんなものが好きか教えて!

ソウタ「ルークは…お菓子好きじゃなきゃこんなパーティー開かねぇか(笑)」

ルーク「ふふ、僕は本当は食べなくても平気なんだけど、美味しいものを食べるのは好きだよ。勿論お菓子もね」

ソウタ「普段はどんなもん食ってんの?」

ルーク「ボレオ…って6番目の兄さんが作ってくれるお菓子がほとんどだよ。僕ら兄弟で定期的にお茶会をしてるんだけど、毎回 英国式・中国式・露西亜式…ってボレオがお茶とお菓子をセッティングしてくれるんだ」

ソウタ「うわー、ツグがすっげー喜びそう…全部美味いんだと思うけど、その中でもルークのお薦めっていうと何?」

ルーク「一番はやっぱり、焼きたてのスコーン。紅茶があると最高だよね!」


Q5.悪戯は好き?今までやったことある悪戯とかあったら教えて!

ソウタ「ルークは悪戯したこ…いや待てよ、訊くまでもないか」

ルーク「ん?それってどういう意味だい?」

ソウタ「え、悪戯好きそうだもん(笑)。絶対色々やったことあるっしょー」

ルーク「…まぁね。これでも小さいころは大人しかったらしいんだけどね。特に手品を覚えてからは結構…かな」

ソウタ「出来ることが増えたら色々やりたくなっちゃった、と。今回も何かやるつもり?むしろ既に仕掛け済み?」

ルーク「パーティでも普通のキャンディと激辛キャンディとすりかえたりぐらいは…でも、可愛い方だと思うけどなぁ」

ソウタ「ま、すり替え系は王道っちゃあ王道…って、あのお菓子の山の中に激辛混じってんの!?」

ルーク「ふふ」


Q6.メッセージ

ソウタ「そんじゃ、一緒に楽しむ皆に何か一言よろしくっ!」

ルーク「皆、今回はパーティに来てくれて有難う。皆に会えることが本当に嬉しいんだ! 一緒にたくさん楽しもうね!」




出会えたから 友達になりたい