八宵「は、はじめまして。八宵と申します。ご招待いただきましてありがとうござます」
パレット「八宵ちゃんって呼んでもいいかしら。よろしくね!」八宵「も、もちろんです!」
ルーク「緊張しなくていいよ、楽しんでいって貰えると嬉しいな」八宵「あ…ありがとうございます。よろしくお願いします」
パレット「八宵ちゃんはどこから来たの?」八宵「オルサ国のファル村から参りました。生まれは京の都ですが、今はファル村に住んでおります」
ルーク「ジャックトーテムの居心地はどうだった?」八宵「ジャックトーテムって…あの跳ねる乗り物ですよね?初めはびっくりしました。違う方法でこちらに来る予定だったので…でも慣れてしまえば楽しかったです。乗り心地も良かったし」
パレット「八宵ちゃんって、本当はもっと髪が長かったのよね?」八宵「そうですね。数年前までは床につくくらいはありました。一度切って背中のあたりまであって、こちらに来る前にまた切りましたので…」
ルーク「ごめん、ちゃんと交通手段(?)も書いておけばよかったんだけど」八宵「謝らないでください。髪はすぐに伸びますし、今の長さも気に入ってますから。軽くて動きやすいのが気に入ってるんです!」
ルーク「よかった。僕が言うのもなんだけど、その髪型も似合っていて可愛いよ!」八宵「都にいたときにはありませんでしたが、オルサにはあるらしいです。ただ、5年に一度しかお祝いしないらしいので、私は知りませんでした」
パレット「似てるけど、ちょっと違うところもあるのかしらね」八宵「そうかもしれません。実は私ハロウィンというのは初めてなので、このパーティと来年のオルサのハロウィンと比べるのが楽しみです」
ルーク「うちのハロウィンは凄いと思うよ。いろんな意味でね」八宵「わぁ、楽しみです!」
八宵「はい」
ルーク「可愛い魔女だね。シンプルだけど、オレンジのボーダーがセンスいいね」八宵「これはシャラさん、シャラさんはお姉さんのような方なのですが、シャラさんが作ってくれたんです!シャラさんが若い頃に着た衣装を作り直してくださったの!」
パレット「帽子やスカートに付いているチャームも可愛い!」八宵「ありがとうございます。ふふ、ここだけの秘密ですけど、これ実は飴なんです。パーティ本番で皆さんに食べていただこうと思って」
パレット「え、飴なの!?飾りが飴だなんて凄い!」八宵「これはタシュさんとアールが作ってくれたんです。あ、タシュさんはシャラさんのダンナさんでアールは二人のお子さんです。でもそのカボチャ…オルサではトゥクの実というんですが…は、私が育てたんですよ」
ルーク「ジャックが羨ましいなぁ。僕もヤヨイに抱きしめられたい」八宵「………あ、あの…(ぎゅっ)////」
八宵「はい、もちろん!(にっこり)」
パレット「普段もお菓子は食べる?」八宵「京の家にいたころはよく食べてました。今は残念ながらあまりたくさんではないんですが…」
ルーク「僕の兄さんの一人が凄く料理が上手なんだ。勿論 お菓子にデザートもね」八宵「まぁ!それは楽しみです!」
パレット「おみやげにも沢山持って帰ってね!」八宵「ふふ、私実は悪戯っ子だったんですよ。よく乳母に怒られてましたのよ」
パレット「え、意外ね!」八宵「ふふふ」
八宵「皆さん初めまして。ハロウィンパーティは初めてで至らないことがあるかと思いますが、思いっきり楽しませていただきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします!」
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