残滓 21-30

2009/07/15(Wed) 15:37
僕にはもう
どうにもできないことを考えながら
悲しくなって泣いた




君のその無神経さに酷く苛立ちながら
だけど結局 怒りというのは自分の身の内から出たものが戻ってきただけなのだと気付く
自らの中で形成された自分の為だけのルールが果たして相手をも縛りつけるものであろうか


苛立ちを静める術は身の内にしか無い
他人を引き摺り込んだ時点で私の存在は心を持たず
誰かを苛立たせるばかり




自分勝手に期待して失望して 一人で何をやっているの
こんな自分に価値などある筈もない 何もしていないのだから
無駄に流れ行く時間 本来は無駄などないのに
ただ生きているだけで意味はあるの
もっと足掻けばいい




全てを閉ざしてしまいたいの
何も聞かない見えないように
好きにならなければよかった
そうすればこんな感情を抱くことは無かったのに




愚かな私は
選ぶことが出来る程の言葉を知りません

ならば呟きもせず
石の様に佇むべきと

けれど私の足は
前へ進むことを厭いはしません

ならば自分で答えを
見つけるべきと




君の言葉は僕を救ってくれたけれど
僕の言葉は君を救いはしなかった

この身から出るものは全て毒でしかないのか
それとも

君が僕を信じてくれなかったのか




好奇心を抑えきれない
僕のそれは弱さ

見なくてもよい物を見て
そして後悔をする




振り返ってくれると期待して
その瞬間を待っていた
ひきとめる勇気があれば
何か違ったのかな




幸せが過ぎると
あとには悲しみしか残っていないような気分




若い私は今よりも愚かであって
だから私は
過去に戻りたいとは思わない

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