Q 01. まず、あなたのお名前を教えて下さい。
お初にお目にかかりますわ。
シュリー・ティン=ハー・ハンサと申します。
どうぞお見知りおきを。
Q 02-1. あなたが旅をしている理由・目的は?
私(わたくし)が旅をしている理由ですか。
それは貴方の知的好奇心を刺激されることでいらして?
まぁそのようなことはどうでも良いのですけれど、とりあえず世界に数多居る病に苦しむ人に少しでも尽力するためかしら。
Q 03. 家や故郷について教えて下さい。
故郷はアルナという南にある小さな国ですわ。
この大陸においては最も医療が盛んに研究されている土地ということになっておりますわね。
肥沃な土地と水に恵まれたとても美しい国ですの。
父は療術師をしておりますが母は王族の出身でして代々伝わる「浄化の力」の恩恵を私も授かっておりますわ。
Q 04. あなたの5年前は?
そうですわね、私が人を救える聖女でもなんでもないただの力を持たない糞ガキだと否応無く思い知らされて、それを何とかしようと力を尽くしていたころかしら。
ちやほやされるのは心地よいですが力を持たないのに勝手に偶像化されるのは気持ち悪いだけですもの。
Q 05. 好きor親しいひとについて教えて下さい。
もしそういうひとがいなければ、好きなタイプについて語ってください。
私が命を捧げるのはアルナの大河を統べるクレタ様ただ一人だけと決めておりますの。
いつか私の役目を終えたら今度はちゃんと受け止めていただきたいものですわ。
単純な男の好みというのなら肉付きのいい男かしら。
あぁ、ジズとは従兄妹同士の関係でして幼い頃から顔を合わせておりますわ。
あの方は私を見るたびに眉間に皺を寄せておりますの。照れているのですわね。
Q 06. 嫌いor苦手なひとについて教えて下さい。また、そのひととは今後仲良くなれそうですか?
もしそういう相手がいなければ、嫌いなタイプについて語ってください。
アドニアの男は粗野で黒くて余り好ましくありませんわね。
というのも私の母がアドニアの男にこっぴどくフラれた過去があるらしくその恨み節を娘に
までネチネチと聞かせてくるもので刷り込まれてしまったようですわね。
アドニア男性と言ってもアリオト様は見目にも爽やかで可愛らしくて素敵ですけれどね。
Q 07. クセとかあります?
あまり意識したことは無かったけれど手をよく洗いますわね。
療術をかける際にも清潔にしている方が良いというのもありますし、水に触れていると心穏やかな気持ちになれるというのもありますわ。
水は全てを洗い流してくれますのよ。
Q 08. モットーや座右の銘は?
「まだ大河に帰るのは早すぎる」
私には為すべきことがたくさん残ってましてね。
絶望した私にそれを教えてくださった方がおりますの。
だからもう少し力を尽くしてみるつもりですわ。
Q 09. 自分を動物に例えると?
イルカかしら。
母親の乳を吸う生物でありながら水の中で生きるところが近いかと。
あの動物は溺れた人間を救うこともあるそうですわ。
Q 10. 憧れるひとっていますか? もしいればどういう所に憧れるのかも教えて下さい。
アドニアの男性は嫌いですが女性はとても好意を抱いておりますの。
シーリィン内親王殿下は知力と行動力にすぐれた素敵な方でいらっしゃいますわね。それに顔も美しい。
アドニアに嫁がれた叔母上もお優しく頭も良く大好きですわ。
それと、この間出会った療術師の少年かしら。
闇雲に突っ走っているようではありましたけど人を救いたいという気持ちが燃えあがっているようでしたわね。
Q 11. あなたの恋愛感をばどうぞ!
私を愛しているという方がいらっしゃるのなら幾人でも相手をしてあげてもよろしくってよ?
ただし私はそれに縛られるつもりはありませんけれどね。
Q 12. 自分の職業を選んで答えてください。(複数の職業についている場合は、どれか一つについてでも、全てに答えていただいても構いません。)
■ 療:どのくらいの傷や病気まで手に負えますか?
私は「浄化の力」と自身の魔力による術功で患者の内部に働きかける治療を行いますの。
麻痺や毒や病魔に対してはかなり有効な治療を行うことが出来ると自負しておりますわ。
代わりに傷の縫合や骨折の治療はとても苦手ですの。
自己治癒能力を高め怪我の治療をすることはできますけれども、骨を接いだりするときは多分気絶する程痛いですわよ。
Q 13. 今の時点で特に気になる方がいれば、お相手に向かって何か叫んでください。
いなければ、何か一つ決意表明してみてください。
神獣を仲間にすると息巻いている方がいらっしゃると風の噂で耳にいたしました。
そのお方にとっての神獣と我が国にとっての神獣が同じ者を指すのかか違うのかはわかりませんけれど、アルナからクレタ様を引き離そうとするならば全力でそれを阻止いたしますわ。
クレタ様と始終一緒なんて羨ましすぎるじゃありませんの。
Q 14-1. 今までの旅で、一番印象に残っていることは?
赤い髪の両刀使いの剣士に「お前・・・青いのか?」って言われましたわ。
私には完全に覚えが無いので人違いだったようですけれどね。
彼には微量に彼自身のものではない水の気配がついておりました。
恐ろしい・・・、人では無い強大な力を持つ水でしたわ。
Q 15. ここまでお疲れ様でした! よろしければ、最後に一言お願いします。
またいずれどこかでお会いいたしましょう。
機会があればアルナにもいらしてくださいませ。
今の時期はイナボッコが大量発生していて食材屋が賑わっておりますので。