Q 01. まず、あなたのお名前を教えて下さい。
ティード(以下T)「俺はティードだ。フルネームはティード・アズール・ナーガというんだが、長いからティードで通しているんだ」
ラーウィ(以下L)「ぼくはラーウィだよ!ぼくもホントはラーウィ・ロート・ナーガっていうんだ」
T「ちなみにナーガというのは爬人族であることの証の名のようなものだな」
L「真ん中の名前はね、その人がどこの家の出かどうかをあらわしてるんだよ」
Q 02-1. あなたが旅をしている理由・目的は?
T「今では数えるほどしか残っていない、俺たち爬人族が安全に暮らせる地を求めて旅をしている。かつては酷い迫害も多かったと聞いているからな……」
L「いつかは見つかるよね!」
T「あぁ、そうだな。見つけられるように、俺たちも頑張らないとな」
Q 03. 家や故郷について教えて下さい。
T「山奥にある小さな里だな。もう誰も住んでいないから、すっかり寂れてしまっているが……旅の途中で近くまで来ると、たまに寄ったりするな」
L「うーん、岩山って感じだよね。あんまり緑が少ないところなんだ」
T「近くに火山があるからな。乾燥地帯だったんだ」
L「でもさ、最近はよくあそこに帰るよね」
T「あぁ……俺たちがいないと、オゼがいる火山へ繋がる洞窟を抜けられないからな。故郷に帰ることには特に抵抗はないんだが、俺は熱いのはどうも苦手なんだ……」
L「でも、皆の頼みなんだから行かなくちゃ。頑張れ兄ちゃん!」
T「あ、あぁ……」
Q 04. あなたの5年前は?
T「5年前か……俺の姉貴がちょうど旅立った頃だな。あの頃は今よりずっと未熟だった……小さいラーウィと二人だけになって、途方にくれていたな」
L「姉ちゃんかぁ、ぼくはあんまり覚えてないや」
T「お前が7歳の時の事だからな。仕方がないさ」
Q 05. 好きor親しいひとについて教えて下さい。
もしそういうひとがいなければ、好きなタイプについて語ってください。
L「ココリータお姉ちゃんは優しいから大好きだよ!お母さんってあんな感じなのかなぁ」
T「あぁ……あの人は何だか姉貴に似ている感じがするよ。そういえば、ミルドやヴェイタさんにはこの前大変世話になったな。今度何かお礼をしないといけないな」
L「あとね、クロードお兄ちゃん!絵が上手くて、とっても楽しい人なんだ!遠足に連れて行ったりしてくれるんだよ」
T「ま、迷子にならないようにな。行く時は俺に行き先をちゃんと言ってからだぞ」
L「えー……でも、クロードお兄ちゃんは気分で行く場所を変えちゃうからなぁ」
T「……心配だ……」
L「兄ちゃんは誰と仲いいの?やっぱりオゼさん?」
T「何でやっぱりって言うんだ。」
L「だって、いつも行くたびにオゼさんと楽しそうに話してるから」
T「あれは楽しそうとは言わないぞ。俺が一方的にあれに絡まれているんだ」
Q 06. 嫌いor苦手なひとについて教えて下さい。また、そのひととは今後仲良くなれそうですか?
もしそういう相手がいなければ、嫌いなタイプについて語ってください。
T「ニックル……って言ったかな。あの子は気付くと後をつけてきていて驚いたことがあるな。俺は噛み付かれても平気だが、彼の牙が……俺の腕には下手な鎧より硬い鱗があるから、傷つけてしまわないかどうか心配だ」
L「嫌いな人はいないんだけど……ミルドお兄ちゃんと一緒にいると、アオサさんがじーっと見つめてくるんだよね。ぼく、何か悪いことしたかなぁ?」
T「ちなみにオゼは……はっきり言って苦手だ。爬人の伝説に語られるようなドラゴンだから、どんな威厳のある竜かと思えば……小言は言うわ、毒舌で愚痴はこぼすわ、毎回相手をするのが疲れる」
L「へぇ。じゃあ、今度会いに行ったら、ぼくがオゼさんに兄ちゃんをいじめないでって頼んであげるよ」
T「いや、お前の気持ちは嬉しいんだが……後が怖いからやめてくれ」
Q 07. クセとかあります?
T「クセ……というか風習なんだが、爬人は赤い布を身に纏う習わしがある。俺もラーウィも頭に巻いてあるだろう?」
L「えへへ、勇気の証なんだよね!」
T「あと、ラーウィには迷子癖があったが、この間オゼに治してもらったんだよな」
L「うん。もう大丈夫だよ。たぶん」
T「……やっぱり心配だ」
Q 08. モットーや座右の銘は?
T「「盾になれる者が庇え」だろうか。魔法使いや僧侶といった仲間は、術を使う時に魔物の攻撃から身を守ることが難しい。そういうときに、俺たちのような丈夫なヤツが皆を守らなければいけない。当たり前のことかもしれないけどな」
L「でも兄ちゃん、無理はしないでね。また倒れちゃうよ」
T「あぁ、もちろん分かっている。もうお前に心配させるわけにはいかないからな」
Q 09. 自分を動物に例えると?
T「……こういうのは考えたことがなかったな。爬人族という名前だけに、どうしてもトカゲやイグアナを想像してしまうな」
L「ぼく、犬がいい」
T「犬がいいって……」
Q 10. 憧れるひとっていますか? もしいればどういう所に憧れるのかも教えて下さい。
T「俺は姉貴だ。どんな逆境でも諦めず、前を向いて困難に立ち向かう強さを持っている人だった。俺もそんな人間になりたいと思っているよ」
L「ミルドお兄ちゃんとかジルお兄ちゃんとかヴェイタお兄ちゃんとかだな!みんな強くてやさしくてかっこいいんだよ」
T「あぁ、確かに三人とも優秀な剣士だと思うな」
L「今度剣を教えてもらいたいなぁ」
T「おいおい、剣だったら俺でいいじゃないか」
L「だって兄ちゃんは熱いのダメなんでしょ?ぼくの攻撃は炎属性だもん」
T「……俺もオゼに会いに行って、炎への耐性を上げてもらうかな……」
Q 11. あなたの恋愛感をばどうぞ!
T「今は自分とラーウィのことで手一杯で、そういう話には興味がないな」
L「どういう話?」
T「お前にはまだ早いさ」
Q 12. 自分の職業を選んで答えてください。(複数の職業についている場合は、どれか一つについてでも、全てに答えていただいても構いません。)
T「俺は……剣士だな」
■ 剣:今の武器との出会いは?
T「これか。名前や由来は分からないが、俺が爬人族の戦士として認められ時に長老から譲り受けたものだ。アズールの名を継ぐ者に与えられる剣で、氷の魔力が秘められているらしい……その力を俺は引き出すことはできないが、突いた敵を凍らせたり、炎によるダメージを軽減できたりする便利な代物だな。ちなみに刃は氷じゃないぞ。特殊な透き通る石で作られているようだ」
L「僕はなしだから……」
■ どれでもない:上記のうちで、就きたい職業は?
L「やっぱり剣士かなぁ。ぼくも強くなって、兄ちゃんを助けて旅をするんだ」
T「その気持ちがあれば、きっと強くなれるさ」
Q 13. 今の時点で特に気になる方がいれば、お相手に向かって何か叫んでください。
いなければ、何か一つ決意表明してみてください。
T「そうだな……そういえば、ミルドとはまだ勝負の決着をつけていなかったんだった。あの時はラーウィがいなくなって勝負どころじゃなかったからな……そのうち再戦したいものだな。
それと、ミスティさんにこれまで世話になった礼を言いに行きたい。もう迷子にはならなくなったから心配しなくても大丈夫だと報告しないとな。
アルフレドさんの図書館には、ドラゴンと上手く付き合う方法について書かれた本はないだろうか……ないだろうな……誰か教えて欲しい。俺は切実に困っている。
それと……ニックル君と話ができるとしたら、何故俺にだけ違う反応をするのかを聞いてみたいな……」
L「ミルドお兄ちゃん、また冒険の話聞かせてね!火山に行く途中に色々教えてもらって楽しかったよ。
ココリータお姉ちゃん、もう迷子にはならなくなったけど、また遊びに行ってもいいよね?次は何かお土産もってくね。
クロードお兄ちゃん、今度ぼくの絵も描いてよ。また遠足にいこうね!ジャックお兄ちゃんとも何かお話してみたいなぁ。
あと……フィーナちゃんはぼくと同じくらいなのに、すごい魔法がいっぱい使えてうらやましいなぁ。今度オゼさんに召喚獣になってくれませんかって一緒に頼みに行かない?ぼくも一緒にお願いするから」
T「よせ、断られるというか俺の身が心配だ」
L「でも言ってみなくちゃ分からないじゃん。
あと、アオサさんは男の子なのか女の子なのか分かんなくなってきちゃった。ごめんね。あんまりミルドお兄ちゃんにタライぶつけないであげてね。頭がへこんじゃうよ〜」
Q 14-1. 今までの旅で、一番印象に残っていることは?
L「オゼさんに初めて会った時かな。すっごいキレイだったからびっくりしたよ」
T「あぁ、俺も驚いた。俺たちが昔から信じてきたドラゴンの正体が、あんなふてぶてしい婆さんだったとはな。色々な意味でショックだった」
Q 15. ここまでお疲れ様でした! よろしければ、最後に一言お願いします。
T「今日喋ったことは全てオゼには内緒だ。ばれたら何といわれるか分かったもんじゃないからな」
L「喋んなくてもいつの間にか知ってそうだよね、オゼさん」
T「ありえる……」
L「元気出してよ兄ちゃん。それじゃあみんな、これからもよろしくね!」