突撃インタビュー

ハロウィンの案内人挨拶?

パレット=ラント
ルーク「皆、合言葉の準備はいいかな?」
パレット「一緒に言いましょ!」



『トリックオアトリート!』



ルーク「やぁ、僕はルーク。ルーク・Z・ワックス。パーティの案内役だよ」
パレット「同じく パレット・ラントです!」

ルーク「君とは前にも夢の中で会ったと思うけど。ちゃんとした自己紹介は初めてだね」
パレット「私は初めましてになるかしら。よろしくね! こう見えて、普段は機械の修理屋をしているのよ」
ルーク「パレットは14歳で立派に店主なのさ。僕の懐中時計も修理してもらったことがあるよ」
パレット「うふふ、まかせてっ!」
ルーク「でも、自分で発明したりするのは苦手だよね・・・そもそも見た目のセンスがさぁ・・・」
パレット「うぅ、ほ、ほっといて! そこはこれから頑張るのよ。私もまだまだ修行中なんだから」
ルーク「ダイは凄いけど」
パレット「ダイちゃんは父さんが作ったロボットだもの。私はプログラミングの方も苦手だし、父さんの手伝いができるようになるのはまだまだ先だわ」
ルーク「僕はどっちも良く分からないから、片方だけでも凄いと思うけどね。君はきっと直ぐにできるようになるよ」

パレット「うん・・・ありがと!ルークの職業は・・・それ、なんていうのかしらね?夢の案内人?」
ルーク「悪夢の中に迷い込んでいる人を楽しい夢の中へ導くから、そういう言い方もできるけれど。 僕らの体は夢で出来ているから、そうしながら夢を貰わないと生きられないってだけの話なんだよね」
パレット「あら、仕事って、自分が生きる為にすることよ」
ルーク「でも・・・僕は同じなのかな?」
パレット「ふふ、そうね。同じよ」

ルーク「そう。よかった。あ、ちなみにこのウサギの耳は仮装じゃないからね」
パレット「ひっぱったら痛いのよね? 試していい?」
ルーク「冗談じゃないよ。本当に痛いんだからさ」
パレット「ふふ、ごめんごめん。でも普段振り回されてるから、これくらいはいいわよね」
ルーク「振り回してるって・・・心外だなぁ。楽しくする為、だよ。今回もどんなサプライズをしようかな」
パレット「あぁ・・・悪戯はホドホドにお願いするわ」
ルーク「パレットだって 悪戯したらいいのに。どかんと皆を驚かせるような」
パレット「そんなの思いつかないわよ。ルークみたいに、何してもあまり驚かない人が傍にいると余計に。何をしたら皆が驚くのかわからないわ」
ルーク「普通でいいんだよ。それに僕だって そうでもないよ。 確かに僕は”何でも有り”な夢の世界の住人だから、多少のことには慣れてるけどさ」
パレット「夢ってヘンなものが多いもの。あれに慣れてるならあなたは何に驚くのかしら」
ルーク「ふふ、それなら考えておいて。誰かとタッグを組んでもいいからさ」
パレット「えぇっ!?」
ルーク「楽しみにしてるよ」

パレット「もうっ! ところで、このハロウィンパーティも、一つの夢なのよね?」
ルーク「そうだよ。これはね、皆で一緒に見る、大きくて楽しい夢なんだ」
パレット「ハロウィンの魔力があるからこそ出来ることよね」
ルーク「うん、出会えるだけでも楽しい気持ちになれるけど。折角だからもっともっと楽しいパーティにしようね!」
パレット「皆一緒に、ね!」

ルーク「僕ら皆、きっと仲良くなれると思うよ」
パレット「一緒の夜を共有したら、もう友達よね!」
ルーク「じゃあ、また、パーティで!」
パレット「沢山お話しましょうね!楽しみにしてるわ!」



『ハッピーハロウィン!!』



出会えたから 友達になりたい