時計仕掛けのオルゴール

20050812 UP / Photoshop


十字架の上に少年が一人
まるで人形のように
静かに目を閉じて座ってる

あたりはずっと静寂で
十字架に括り付けられた時計の
時を刻む音だけが響いてた

キリキリ キリキリと


時計の針が12時を指した

歯車が軋みはじめて
オルゴールの音色が静かに響く

キラキラ キラキラと


少年は静かに目を開き
ゆっくりと 片手を翳した

彼が微笑みかけた
手の中の小さなゼンマイは
一体誰の夢の鍵だったろうか

キラキラ キラキラと


やがて音も止み
少年はゆっくり腕を下ろし
そっと目を閉じた

あたりはずっと静寂で
十字架に括り付けられた時計の
時を刻む音だけが響いてる

キリキリ キリキリと









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オルゴールの本を捲っていたら、無性に描きたくなりました。

十字架の向かって左にシリンダータイプのオルゴール。
上部にはディスクタイプのオルゴール。
下と右は、からくりの歯車という設定ですが、まぁ、その辺りは放っておいても良い話(笑)

オルゴールとかオートマタが大好きです。
不思議ですよね。
歯車の組み合わさったからくりだけで、
どうしてあんなにも命あるものみたいな動きができるのだろう、と。
IT時代の人間には、寧ろそんな機械仕掛けの方が不思議が一杯です。


2005 夏 残暑見舞いのフリーイラスト でした。現在は、配布終了しています。







何年経っても
君はまだ、そこに居るだろうか?