+ 砂の月 +











月に帰ったら

かつての自分の抜け殻が砂に埋れていた









01/03



砂の下に眠る いくつもの









だからこの場所は嫌いなんだ

見たくないものばかりが降り積もっている









02/03



それは僕であって僕では無い僕









きっと これもすぐに埋もれてしまう

要らないものは 消してしまう

だから









月は嫌いだ









03/03









僕は変わりたい



だけど変わるたび

本当の僕が 次第に僕から離れていくのがわかる

僕が僕の望む姿になったとき









本当の僕はどこへ行ってしまうのだろう

さよなら、いつか確かにそこに居た僕

200711 UP / しぃペインター

本編とはほぼ無関係です。