Characters

※ 紹介にはネタバレを含みます

StarDust - 星屑達

意志を持った夢の欠片・・・星屑達。別名「月の子供」。本来はただの夢で終わる筈だった彼らは、だけど自我を得て自分達の幸せを探している。 夢の中に、時には現実の人間達の中に。いつか目覚めれば消えてしまう日が来ることを知りつつ・・・

ルーク(ルーク / Rook・Zax・Wax)
ルーク 『僕はあの人になりたかった。でも今は違う。僕は僕でありたい』

12人の中で一番最後に生み出された星屑。夢の中でクレスの代わりを演じることを望まれた為にクレスと同じ容姿を持つ。 しかし彼の自我が無意識に"自分"であろうとした為に 元の姿のウサギの瞳と耳が残ってしまった。

温厚で人懐こい性格。誰よりも自分の家族(兄達)を大切に想っている。女性には惚れっぽく直ぐに恋をするが、自らの体質故に結局身を引いてしまうので実ったことはない。
耳を隠す為、人間の前ではトップハットに燕尾服という格好を崩さない。→全身図

ベリル(クリソベリル / Chrysoberyl・Alexis・Wax)
ベリル 『まさかお前、俺に隠し事ができるなんて思ってないだろうな?』

12人兄弟の長男。自称「眉目秀麗容姿端麗頭脳明晰冷静沈着絶対無敵」という自信家だが、実際に兄弟一の整った顔立ちと力を備えている。周囲に女性の絶えない 教育的に少し問題の有りそうな人。
 基本的に他人に対してクールな態度であるが、その実、愛する者に対しては依存気味になる傾向がある。嘗ては兄弟達とも折り合いが悪かったが、現在は良好。何よりも一番 ルークを大切にしていて、過保護気味。

本来は黒猫(ケットシー)。共に時間を過ごしていた人間に対して、多くの信頼を寄せていた。

→全身図 / デザイン教えて下さいバトン(ベリル編)
ディーン(デマントイド / Demantoid・Beck・Wax)
ディーン 『諦めるなんて俺の性に合わねぇんだよ』

次男。犬。正義感の強い 体育会系。不器用だがまっすぐ。すぐにかっとなり易いが、その場で消化して根には持たないタイプ。

頭を使うことと女性の扱いには弱いが、力は強くてメカに強い。ベリルの親友的補佐役。

→全身図 / デザイン教えて下さいバトン(ディーン編)
フランク(フランクリン / Franklin・Clock・Wax)
フランク 『いくら外見が古ぼけていても、中身は兄者よりずっと若いんでの』

3男。蛙。外見だけなら兄弟の最年長。歩く辞書。見かけによらず、動きは機敏で実は拳法の使い手だったりする。

子供が好きで、また懐かれる為、よく一緒に遊んでいる。→全身図

フロス(フロス / Flos・Dola・Wax)
フェリ (フェリ / Ferri・Era・Wax)
フロス 『大人と子供だからちがう、って思ってるから きみたち はバカなんだよっ』
『そうさ、ちがうのは 大人と子供だからじゃないよっ』

4男5男。狐の双子。悪戯が大好きで 落ち着きのない、見た目も精神年齢もお子様。 だけどこれでも、下に何人もの弟の居る兄であったりするわけで・・・それなりの自覚はある・・・らしい。

常に一緒に行動している。仲が良いという理由だけではなく、能力は2人一緒にいないと使えないらしい。 会話は時に意味不明だが、双子の間では通じている。→全身図

ボレオ(ボレオ / Boleo・Morga・Wax)
ボレオ 『だって壊すよりは作るほうが楽しいからね。喜んで貰えるってだけで嬉しいじゃないか』

6男。熊。2m近い 大柄な体格と、それに見合った怪力を持つ。だが、気性は非常に穏やかで、趣味は料理。太い指で、細かい作業も器用にこなす。

哀れにも、双子の被害を一番受けている。

ディオン(ダイオプテーズ / Dioptase・Phase・Wax)
ディオン 『はいはーい! 一家に一人、頼れるムードメーカーのディオン君でーす!』

7男。海豚。どんなにシリアスな場面でも軽口を忘れないお調子者。誰にでも親しげに話しかけ、時にはトラブルも起こすが基本は場のムードメーカー。

聡明で機転もきき、ルークの親友的相談役でもある。→全身図

オクト(オーケン / Oken・Quartz・Wax)
オクト 『嫌だなぁ、冗談ですよ。星命体なんて切ったところで星屑しか出てこないからつまらないですしね。やっぱり生身じゃないと』

8男。梟。回復・補助に特化した能力を持つ。夢の中だけでなく、医師免許も持っており医者としての能力も高い。

常に敬語で穏やかな雰囲気を醸しだしているが、実は兄弟一腹黒でマッド。

エリオル(エオスフォル / Eosphor・Vesta・Wax)
エリオル 『・・・信じればいい。お前が・・・そう、したいなら。・・・俺も・・・信じる』

9男。鷲。褐色肌に銀髪。つりあがった双眸を持ち、微笑むこともない無表情の為、良く知らない他人には怖がられてしまうタイプ。

しかし、実はとても純真無垢で、優しい心の持ち主。 頭が弱いのは愛嬌。

スピネル(スピネル / Spinel・Xero・Wax)
スピネル 『善意だけじゃ何も変えられん。 一歩違えば、お前の言う楽しい夢こそが 悪夢だ』

10男。蛇。御世辞にも友好的とは言えない態度で他人に接する、性格に難有りな兄弟の問題児。

冷酷な面を持ち、気に入らない人間を悪夢に叩き落とすこともある。

シェル(シェーライト / Scheelite・Yale・Wax)
シェル 『わかってるんだ、逃げてるだけだって。だけど僕は・・・変わることが怖くて仕方ないんだ。どうしてこのままじゃダメなんだろう』

11男。羊。引込思案で臆病。人と接触すること、悪夢と対峙することに対しても非常に消極的で、変化のない平穏な生活が好き。

一度キレたら手がつけられないホド暴れまわる 傍迷惑な面を持つ。ある意味2重人格。

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Human - 人間達

アリス・クレス・セレネ
アリス(Alice)
『わたし、あなたのことちゃんと 名前で呼びたいわ』

人間の少女。母と姉と一緒に暮らしており、父は他界。好奇心旺盛、純粋で優しい少女。 眠る前に姉がしてくれるお話が大好き。→全身図

クレス(クレセンティアード / Crescentiard)
『あぁ、約束するよ。そうすれば、僕達が消えても、僕達の心はずっと存在するんだ』

アリスの祖父。しかし、アリスが生まれる前に他界しているために、実際に出会ったことはない。
穏やかだが、頑固な一面があってこうと決めたことは曲げない。

元は貴族の家系(次男)だったが、家族とは疎遠気味。兄とは異母兄弟である。子供の頃から病気がちで療養の為として家族と離れて田舎で暮らしていたが、自らの道を見つけるべく家を出る。 後に9歳年下のセレネと結婚し幸せな家庭を築いた。地質学者。

田舎で暮らしていた頃に傍にいた使用人達、そして黒猫のことも大切な家族だと思っている。

セレネ(Selene)
『大丈夫。貴方の心は、ちゃんとここに受け継がれているわ』

アリスの祖母。クレスが他界した後、絵本・童話作家として活躍し5人の子供達を育て上げた。アリスの姉がアリスに話してあげるお話はその殆どがセレネの書いた話。

アレクシス

クレスの兄。父亡き後、爵位を継いだ。貴族としての家柄を重んじており、異母弟(メイドの子)であるクレスに対しては非常に冷たい態度をとっていた。

ベック

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のフットマン(ファースト)。熱血漢で、クレスの兄のような存在だった。

クロック

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のガーデナー。彼の面倒を見た庭は芸術のように美しい花々が咲き誇る。

ドーラ・イーラ

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のホールボーイ。幼い双子で、元は別の屋敷でこき使われていたがモルガとクレスによって救われる。

モルガ

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のシェフ。料理の腕も確か。大柄だが温厚で、下級使用人に対しても優しい為ドーラやイーラにも慕われている。

フェイズ

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のフットマン(セカンド)。屋敷の中では一番の新人。 お調子者で口も軽いので、よくゼロに叱られているがクレスにとっては年も近く気兼ねなく話せるよき友人。

クォーツ

クレスの主治医。温厚そうな外見だが、言うことはしっかり言う。屋敷には住んでいないが、定期的にやってきては外の情報を教えてくれた。

ヴェスタ

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のグルーム(厩番)。出身が外国であり、あまり言葉が上手くない為殆ど無口。

ゼロ

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷の執事、兼クレスの家庭教師。元はアレクシスの執事だったが、クレスが田舎に引っ越す際に一緒にきた。 非常に厳格で、他の使用人達に少々恐れられている。

エール

クレスが田舎暮らしをしていた屋敷のアンダーガーデナー。クロックの孫で、臆病だが心優しい少年。

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