鏡の中の道化師 ＆ 森の詩

Characters in Circus

サーカス団 ミラジリオン ― The MirraGellion Circus ―

ミラジリオン語源 「mirror + mirage + billion」

次元を超えるサーカス団。20XX年 日本での公演も行ったという。

団長 深紅 ―Shinku The Clown Head―

【髪：銀 / 瞳：紅 / 年齢：不詳 / 身長：152cm】　⇒全身図(ブラウザバック推奨)

道化師の格好をしているが、サーカス団ミラジリオンの団長。ステージ上では仮面をつけていることが多く、観客で素顔を知るものはいない。幼い外見だがサーカス団の中では最年長で、非常に落ち着いた性格。

鏡を媒介にして移動することができ、映る範囲の物事について知ることができる。鏡でなくともガラスや水等の姿を映す物ならなんでも良いが、明瞭に映れば映る程 魔力消費が少なくてすむのは言うまでも無い。

深紅は人間の夫婦の間に生まれた。しかし、両親に全く似ていない容姿と鏡を使って人の心を知ることができる力があったため、チェンジリング(取り換え子)と言われ忌み嫌われた。
　だがある日、精霊界の長でもあるセレスタインの力により深紅を見守っていた白銀と共に精霊界へと助け出される。 自分と同じように人間界で苦しむ同属が多いことを知った深紅は、再び人間界へと戻る。そして同属を助ける傍ら、身寄りのない者達を連れサーカス団を作った。

奇術師 白銀 ― Hakugin The Rabbit Clown ―

【毛：白 / 瞳：紅 / 年齢：不詳 / 身長：174cm】　⇒全身図

奇術担当の兎の獣人。無表情で喋ることもない為、一体何を考えているのか掴み辛い。非常に大人しい性格ではあるが、怪力の持ち主。奇術も妖しく危険なものが多い。

団長深紅には服従しており、深紅の言うことは大抵何でも聞く。

そもそもは人間だった頃の深紅の家にあった、オルゴール人形。精霊界の長セレスタインの力によって命を吹き込まれた。幼かった深紅を護り、深紅が誰よりも心を許している存在でもある。

猛獣使い 翠緑 ― Suiryoku The Wild Animal Tamer ―

【髪：銀 / 瞳：翠 / 年齢：18歳 / 身長：169cm】　⇒全身図

額に角を持つ少年。猛獣使いで、通常のサーカスで登場するような猛獣はもちろん、なにやら見たことのない、妖しげで凶暴な生き物達まで手懐けている。 代表的なものでは 足の6本ある虎や、一角兎など。扱えない生き物は居ない、と常々豪語している。

陽気で明るい性格、ちょっと短気。甘い物が好きで、実は彼女持ち。

軽業師 群青＆薄紅 ― Gunjyou & Usubeni The Acrobat ―

【髪：群青＆薄紅 / 瞳：青＆紅 / 年齢：15歳 / 身長：162cm】　⇒全身図

蝶の羽の耳(?)を持つ双子。一卵性のようにそっくりだが、髪や瞳の色は違う。

まるで飛んでいるかのように軽やかに頭上を舞い、観客を魅了する軽業師。実際に空を飛ぶこともできるが、ショーの中ではその力は使っていない。

二人は、人間に見世物として虐げられているところを深紅に助けられた。とても深紅を慕っていて団長深紅の親衛隊でもあり、傍らに控えていることが多い。深紅に害をなそうとするものに対し、時に過剰な程に攻撃的になる。

二人の種族のその殆ども人間に捕らえられてしまったため、彼女達も仲間の行方を知らない。